【バレーボール】絶対王者・鎮西が誇る高校最強エース、敗れた相手も脱帽「1本も止められなかった」
全国高校総体(インターハイ)のバレーボール男子の決勝トーナメント3回戦が29日、三重県内で行われ、第1シードで春高バレー王者の鎮西(熊本)が日本航空(山梨)を25-22、25-21の2-0で下し、8強に進んだ。日本航空は善戦するも初の8強進出はならず、チームの切り札的存在でナイジェリアハーフのエポックドロ・ケナン(2年)は高校NO1エース、鎮西・水町泰杜(たいと・2年)に脱帽しながらも、春高でのリベンジを誓った。
インターハイ男子バレーボール3回戦、王者・鎮西に善戦及ばず敗れた日本航空
全国高校総体(インターハイ)のバレーボール男子の決勝トーナメント3回戦が29日、三重県内で行われ、第1シードで春高バレー王者の鎮西(熊本)が日本航空(山梨)を25-22、25-21の2-0で下し、8強に進んだ。日本航空は善戦するも初の8強進出はならず、チームの切り札的存在でナイジェリアハーフのエポックドロ・ケナン(2年)は高校NO1エース、鎮西・水町泰杜(たいと・2年)に脱帽しながらも、春高でのリベンジを誓った。
第2セットで一時はリードを奪うなど、王者を相手に一歩も引かない戦いぶりを見せた日本航空。しかし終盤にミスが出てじわじわ引き離され、最後はディフェンディングチャンピオンの前に屈した。
月岡裕二監督は悔しそうに振り返る。「やっぱり相手は試合巧者。(鎮西は)勝つ雰囲気を持っていますね」。一方で接戦を演じたことには、「やってきた方向に間違いない。緊迫した場面でミスが出てしまったが、そこを修正できれば、そんなに差はない」と手応えも口にした。
高校バレー界のスーパースター、水町は警戒していたが、やはり止められなかった。「あれだけのアタッカー。想定していた通りでしたが、気にし過ぎても仕方ない。打たれたら打たれたで、それ以外のところで何とかできればよかったんですが」と指揮官。水町を止める場面もあったが、ブロックの上から叩き込んでくるスパイクは強烈だった。