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バド男子団体&複で2冠 ふたば未来学園・武井凛生「パリ五輪は、頭の中にはある」

五輪の刺激を受け、若者が高みを目指す。高校総体(インターハイ)バドミントン競技は13日に最終日を迎え、男子ダブルスは、荻原聖也/武井凛生(ふたば未来学園高・ともに3年)が決勝戦で森口航士朗/野口翔平(埼玉栄・ともに3年)を破り、日本一に輝いた。

男子ダブルス優勝 荻原聖也(右)/武井凛生【写真:平野貴也】
男子ダブルス優勝 荻原聖也(右)/武井凛生【写真:平野貴也】

高校総体バドミントン男子ダブルス決勝

 五輪の刺激を受け、若者が高みを目指す。高校総体(インターハイ)バドミントン競技は13日に最終日を迎え、男子ダブルスは、荻原聖也/武井凛生(ふたば未来学園高・ともに3年)が決勝戦で森口航士朗/野口翔平(埼玉栄・ともに3年)を破り、日本一に輝いた。

 団体戦の決勝でも勝っているカード。荻原は「相手が向かってくるだろうけど、こちらもチャレンジャーの気持ちでやるだけ。気持ちの面で押し切った」と手ごたえを語った。武井は、小学生時代から国内トップレベルの成績を挙げているだけでなく、2017年にはアジアジュニアU15選手権のシングルスで優勝もしている。

 ただし、3月の全国高校選抜大会では2回戦敗退と結果を出せず、選抜大会後に負傷し、インターハイに関しては、予選の段階でシングルスを棄権。団体戦・個人戦のどちらでもプレーすることになるダブルスに専念してきたため「シングルスを辞めた時点で、絶対にダブルスは勝たなければいけないと思っていた」とタイトルにかけていた思いを明かした。

 スピードと技術を生かした戦いで決勝戦を制した。武井がネット前に落とす球出しで相手を前後に揺さぶれば、荻原は返球のコースを変えて左右に揺さぶった。相手の森口/野口は、レシーブに長けたペア。横並びになって安定したレシーブを見せていたが、ネット前のスペースに球を落とされ、何度も前方へのダイビングレシーブをさせられる場面があった。

 荻原/武井は、第1ゲームを21-16で先取すると、第2ゲームは8オール以降、リードを保ち続けて、試合を押し切った。武井は「重視したのは、攻め続けること。打ったシャトルが伸びる会場だったので、前衛は(強い球を)突くのではなく(相手コートに素早く)落として、上がってきた返球をスマッシュで攻めるという考えでした」と狙いを明かした。

 最後は、武井がフォア側後方から強打をフェイントにしたドロップショットを落とし、上げてきた球をバック側後方から強打で決めた。

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