日ノ本学園、2年ぶり5度目インターハイV! 藤枝順心に雪辱「死ぬ気で戦おうと」
全国高校総体(インターハイ)は4日、女子サッカー決勝で日ノ本学園(兵庫)が藤枝順心(静岡)を1-0で下し、2年ぶり5度目の優勝を果たした。
インターハイ決勝、昨年準決勝で敗れた宿敵にリベンジ、6大会で5度目の優勝
全国高校総体(インターハイ)は4日、女子サッカー決勝で日ノ本学園(兵庫)が藤枝順心(静岡)を1-0で下し、2年ぶり5度目の優勝を果たした。
前半は藤枝順心がやや優勢の展開となったが、両チームとも決め手を欠き、0-0で折り返した。試合が動いたのは後半18分。日ノ本学園のMF渋川鈴菜(2年)が右サイドからのクロスを頭で押し込み、先制ゴールを挙げた。以降はディフェンス陣が1点を守り抜き、歓喜の優勝を果たした。
日ノ本学園は第1回大会から4連覇を達成。しかし、昨年は準決勝で藤枝順心に1-2で敗れ、5連覇を逃していた。1年前の屈辱をバネにたくましさを増した日ノ本学園イレブンは決勝で雪辱を果たし、女王の座に返り咲いた。これで6大会で5度目の優勝となった。
主将のMF牛島理子(3年)は「本当にうれしいです。去年のようになりたくないと思って、今大会は死ぬ気で戦おうと思っていた。勝ちたい気持ちを前面に押し出していきました。みんな、最高の仲間です」と歓喜に浸った。
◇サッカー、いよいよ決勝 インターハイのサッカーは7月29日に幕を開け、7日間にわたって熱戦が繰り広げられる。男女ともに決勝は4日。なお、今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。全30競技の全試合をライブ配信し、インターネット上で観戦、応援が可能となった。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer