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青森山田、「選手権決勝」再戦を制す 敗れた流経大柏「気持ちは入っていたけど…」

注目のカードは、またも青森山田が制した。「高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019」のEAST第1節が7日に行われ、青森山田高校は2-0で流経大柏高校を破った。

競り合う青森山田の武田(左)と流経大柏の八木【写真:平野貴也】
競り合う青森山田の武田(左)と流経大柏の八木【写真:平野貴也】

選手権決勝で勝った青森山田が流経大柏に2-0快勝、監督「勝ち点3は大きい」

 注目のカードは、またも青森山田が制した。「高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019」のEAST第1節が7日に行われ、青森山田高校は2-0で流経大柏高校を破った。両チームは、1月14日に行われた第97回全国高校サッカー選手権大会の決勝で対戦。青森山田高が3-1で勝利し、2年ぶり2度目の優勝を飾った。新たなシーズンの開幕戦で再戦を制した青森山田の黒田剛監督は「(再戦であることは、昨年度とは)メンバーが変わっているので、それほど意識しなかった。失点ゼロでいくことは徹底した。今年は、残留を狙うチームだが、今の段階で勝ち点3を得られたのは大きい」と手ごたえを話した。

 試合は、序盤から積極的にサイド攻撃を仕掛けた青森山田が先に主導権を握った。高校選手権でも活躍した司令塔の武田英寿(3年)にはマンマークを付けられたが、ロングスローを交えながら、迫力のある攻撃を展開。前半32分に相手サイドバックのコントロールミスを突いたMF後藤健太(3年)が右サイドからシュートを流し込んで先制に成功した。

 後半は、流経大柏が攻撃のテンポを上げて反撃に出た。高校選手権の決勝にも出場していたMF八木滉史(3年)が中心となり、攻撃をサイドに展開。クロスからシュートチャンスを作り出していった。しかし、時間が進むにつれて焦りが生じた。試合終盤に流経大柏は最終ラインから攻撃を組み立てる場面でパスミス。インターセプトした青森山田のMF古宿理久(3年)がドリブルで持ち込んでラストパスを送ると、途中出場の古澤ナベル慈宇(2年)が右足のシュートを決めて勝利を決定付けた。

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