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V4帝京大の絶叫を聞きながら…敗者・早大主将が悔し涙の会見「僕の責任。主将以外は勝っていた」【ラグビー大学選手権】

真剣な表情でプレーする早大・主将の佐藤健次(中央上)【写真:中戸川知世】
真剣な表情でプレーする早大・主将の佐藤健次(中央上)【写真:中戸川知世】

指揮官はキャプテンシーを評価「ベスト8で大敗したチームが本当の意味で…」

 昨年11月の対抗戦は48-17で早大が勝利していた。両校主将は桐蔭学園高2、3年時に花園2連覇した元チームメイト。早大は前回決勝に進んだ2022年度も帝京大と対戦し、20-73の決勝最多失点&最大得失点差の屈辱的大敗を喫した。今年のスローガンは「Beat Up(叩きのめす)」。日本一になった時だけ歌える第2部歌「荒ぶる」の大合唱を目指していたが、あと一歩届かなかった。

 前回大会はベスト8で京産大に28-65の大敗。大田尾監督は、横で涙する佐藤に対し「3年生の時には見られなかった声のかけ方をして、もともと持っている明るさもある。ベスト8で大敗したチームが本当の意味で変わった。日本一を目指すチームになってくれたのは、健次のキャプテンシー。ラグビーに、チームに本気で向き合う。歴代でも一番のキャプテンだったと思う」と労った。

 佐藤も感謝と悔しさを滲ませながら語った。

「大田尾監督のもとでラグビーができて幸せでした。胴上げするためだけに頑張ってきて、最後にできず申し訳ない気持ちでいっぱい。負けっ放しの大学ラグビーでしたが、多くの方に出会えて、同期と後輩とラグビーができて、大学ラグビーでしか感じられないものを感じられた。凄く有意義な4年間でした。

 これを糧に今後も頑張りたい。恵斗がいないとここまで来られていない。切磋琢磨して互いに主将で決勝でやれた。『おめでとう』という言葉だけは伝えました。リーグワンとかではやり返してやろうと思います」

 帝京大は前回大会で史上初となる2度目の3連覇を果たし、記録を更新する4連覇を達成。青木は高校から続く“個人6連覇”となった。

(THE ANSWER編集部)

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