桐光学園VS大津がV候補対決 全国高校サッカー選手権、注目校の組み合わせは?
東福岡はAブロック、青森山田はBブロック、流経大柏はDブロックに
同じAブロックに入った東福岡(福岡)も優勝候補。初戦は、インターハイで破った浦和南(埼玉)との対戦となった。雪辱に燃える相手と敵地で戦うことになる。主将の中村拓也(3年)は「夏は勝ったけど、このまま終わる相手じゃないと思う。自分たちも冬までに成長した姿を見せて、良い試合をできればいい。どんな状況でも自分たちのサッカーをすれば、必ず勝てる」と意気込んだ。
2年前の王者で、大会最多記録となる24回連続出場を果たした青森山田(青森)は、プロ内定選手2人を擁する注目校。こちらは、Bブロックに入った。勝ち上がれば、桐光学園と大津の勝者と3回戦で激突する。札幌への加入が内定しているMF檀崎竜孔(3年)は「平成最後の大会を青森山田で締めくくりたい。プロに行く選手として見られるけど、青森山田の主将、10番として、プレーでは違いを見せたいし、まずチームの勝利に貢献したい」と王座奪還を誓った。
前回準優勝の流経大柏(千葉)は、Dブロック。強豪校が少ない組み合わせとなったが、夏から主将となった左部開斗(3年)は「反対のブロックが激戦区になったけど、やりにくい立場でもある。自分たちもチャレンジャーとして食ってかかる戦い方ができれば良い」と受けに回らず、挑む姿勢を示した。
開幕戦は、12月30日に駒沢陸上競技場で行われ、駒大高(東京B)と那覇西(沖縄)が対戦する。ほかの1回戦は12月31日に関東各地で開催。年明けの1月2日から2回戦以降が行われ、決勝戦は1月14日に埼玉スタジアム2002で開催される。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)