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愛知出身の履正社GKジョン、友達3人いた東邦からの勝利に「できれば準決勝とかで…」

第101回全国高校サッカー選手権は29日、浦和駒場スタジアムで1回戦が行われ、第1試合では履正社(大阪)が東邦(愛知)に4-1と快勝。愛知出身のGKジョン・カミィ・信バー(3年)は好セーブで勝利に貢献した。試合後、中学時代の友達が3人いたという地元校に対し、「できればもう少し上で戦いたかった」と正直な胸の内を明かした。

履正社の愛知出身のGKジョン・カミィ・信バー【写真:和田秀太郎】
履正社の愛知出身のGKジョン・カミィ・信バー【写真:和田秀太郎】

履正社が東邦に4-1と快勝し2回戦に進出

 第101回全国高校サッカー選手権は29日、浦和駒場スタジアムで1回戦が行われ、第1試合では履正社(大阪)が東邦(愛知)に4-1と快勝。愛知出身のGKジョン・カミィ・信バー(3年)は好セーブで勝利に貢献した。試合後、中学時代の友達が3人いたという地元校に対し、「できればもう少し上で戦いたかった」と正直な胸の内を明かした。

 関西出身の選手が大多数を占める履正社イレブン。その中で守護神ジョンは、生まれてから中学卒業までの15年間を愛知で過ごした。大事な初戦がそんな地元との対決。相手には同級生で同じくGKの御子柴里城、FW坪井風汰、DF小川エンハルといった当時の仲間も在籍していた。御子柴とは試合前にタッチで健闘を誓い合うシーンも。故郷の学校との対決に特別な思いを抱いて臨んでいた。

 前半を2-0で折り返した履正社だったが、後半開始早々、死に物狂いで反撃にかかる東邦に強烈なミドルシュートを浴びた。だがジョンは好判断でジャンプ一番、182センチの長身を精一杯広げてボールを弾いた。失点すれば相手を勢いづかせるシーンだっただけに、「枠内のシュートだったし、大事な場面だったので触れて良かったです」と笑顔で振り返った。

 もっとも、4-0とリードを広げてから喫した後半アディショナルタイムの失点については反省。「もったいないというか、すごく悔しいです。あそこまで守っていたのに……。チームの質が問われると思うので、次はもうあんなことがないように」と勝ち方にこだわった。

 全国の初戦でまさかの地元校との対戦になったが、「できればもう少し上で戦いたかったです。もっと準決勝とか高いところでやりたかった」と正直な思いを吐露。31日の2回戦では盛岡商(岩手)と対戦する。「まずは無失点で。今回の経験を生かしてしっかり勝っていきたいです」と抱負を述べた。

(THE ANSWER編集部・和田 秀太郎 / Shutaro Wada)

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