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2年連続の全国へ、大社が盤石4強! 2得点の“10番”持田「最高成績作りたい」

先制点を奪った大社のMF島貫心【写真:平野貴也】
先制点を奪った大社のMF島貫心【写真:平野貴也】

大社の過去最高成績は全国大会2回戦

 明誠もCKのこぼれ球からクロスバー直撃のミドルシュートを放つなど、ゴールに迫る場面はあった。終盤も交代策で攻撃を加速させたが、後半29分にFW坂田颯太(1年)が仕掛けたカットインシュートも相手GKに防がれるなど、1点が遠かった。

 最終的に、大社が5得点完封で勝利。中盤でパスの経由点となった主将のMF角凌太(3年)は「前半は、守備で狙いに行けていないところもあったけど、後半からは徐々に、相手のビルドアップのところでボールを取りに行けて、点が入ったので良かった」と手応えを話した。

 島根県大会は翌30日に準決勝、11月13日に決勝戦が行われ、全国大会の出場チームが決まる。準決勝で益田東と対戦する大社は、昨年度に全国高校選手権に出場したが、初戦で堀越高校(東京)にPK戦で敗れて勝ち進むことができなかった。過去最高成績は、全国大会2回戦。準々決勝で2得点を挙げた持田は、「自分が小さい頃に大社が強くて憧れていたので、クラブユースではなく大社を選んできた。全国に出て、大社の最高成績を作りたい」と意気込みを語った。成績更新のチャンスを得るために、県大会で残り2つの勝利を狙う。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)

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