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東京五輪の日本代表FWに刺激 立正大淞南、171cm&170cmの小柄ツートップで逆転勝利

逆転弾の加藤「どんな形でもゴール揺らせば勝ち」

 この1点で完全に自信を得た立正大淞南は、わずか2分後に逆転に成功した。香西が右サイドをドリブルで運び、逆サイドへ展開。左MF三原が切り替えして中央を向き、シュート性のボールをゴール方向へ蹴り込むと、香西とツートップを組んだFW加藤緒(3年)が飛び込んでゴールへ押し込んだ。

 加藤は「前半、自分が全然あかんかって、走ることが特徴なのに走れていないし、セカンドボールも拾えていなかった。ベンチに戻ったときに、コーチ陣や控えのメンバーから『(ほかの仲間が)島根で見ているぞ』って言ってくれて、登録メンバーに入れなかった仲間のために走ろうと思った。銀二郎が同点弾を取ってくれたので、あとは勝ち越し。どんな形でもゴールネットを揺らせば勝ち。三原がサイドで持ったら、シュートでもパスでも反応できるようにやっている」と名誉ばん回を意識したプレーでもぎ取ったゴールを振り返った。

 センターフォワードやセンターバックは大柄な選手が起用されがちなポジションで、競り合いの迫力が必要になるが、香西が171センチ、加藤が170センチとともに小柄。それでも特長を生かせば結果は出せると言わんばかりのツートップの活躍だった。勝った立正大淞南は、翌16日の2回戦で徳島市立と対戦する。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)

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