希望進路は米国 洛南165センチPG、NCAA挑戦へ 名前の由来は「大きい空のように」
憧れはクリス・ポール…165センチが持つ夢に全力で突き進む力
現地でプレーを見てもらい、NCAAを目指す。身長は、165センチ。日本でも小柄な彼が、身長190センチでも大きくはないと言われる本場に挑むのは、容易ではない。しかし、大橋は高校入学時から、ずっと米国挑戦を夢見てきた。
大橋は「中学生の頃、知り合いを頼って米国に行ってバスケットをさせてもらったんですけど、結構やれるなと感じました。それに、向こうの人はとても楽しそうにバスケットをしていて、その中でプレーするのが本当に楽しかったんです。その雰囲気にハマってしまいました。それで中学のときに2回行って、あとは洛南の遠征でも行きました」とまくしたてるような早口で渡米の理由を説明した。
またエネルギーが溢れてきた。憧れの選手は、NBAのロケッツで活躍するクリス・ポール。視野が広い上に得点力も兼ね備えたガードで、大橋も平均20得点ができる選手を目指しているという。
米国で活躍するには、明らかに小さい。得点力も課題だ。しかし、夢に向かうときに必要なのは、能力だけではない。夢を描いたら全力で突き進む力も必要だ。大橋は、少なくとも後者の条件を満たしている。
「大きい空のように、大きな人間になる、大きく育つという意味で大空(ひろたか)という名前を付けられたんですけど、僕、全然大きく育たなかったので、名前負けしているかなと思います。ワハハハ」
関西人らしい明るさで、敗戦の暗いムードを消して進むくらい、大橋はたくましい。ウインターカップで名勝負を繰り広げた小さなガードは、日本という島から溢れるほどのエネルギーで海の向こうに挑戦する。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)