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矢板中央、2-0完封で2年連続4強 “堅守対決”で富山第一撃破 途中出場MF小川が決勝点

第99回全国高校サッカー選手権は5日、首都圏2会場で準々決勝が行われ、駒沢陸上競技場では4年連続11度目の出場となった矢板中央(栃木)が富山第一(富山)に2-0で勝利。2年連続の4強入りを決めた。

勝利した矢板中央の選手たち【写真:城福達也】
勝利した矢板中央の選手たち【写真:城福達也】

第99回全国高校サッカー選手権・準々決勝

 第99回全国高校サッカー選手権は5日、首都圏2会場で準々決勝が行われ、駒沢陸上競技場では4年連続11度目の出場となった矢板中央(栃木)が富山第一(富山)に2-0で勝利。2年連続の4強入りを決めた。

 県大会決勝から3戦連続でPK戦をものにしている矢板中央と、予選からここまでわずか1失点の富山第一。堅守を特徴とする両チームの対戦は前半12分過ぎ、富山第一のFW吉倉昇空(3年)がエリア内からシュートを放つも、矢板中央の2年生GK藤井陽登が両手でセーブ。対する矢板中央もCKや敵陣深くからのロングスローなどで仕掛けるも、得点には至らず。前半は0-0で折り返した。

 試合が動いたのは後半9分、後方からのロングボールに反応した矢板中央MF小川心(3年)がゴール前に抜け出し、相手DFに競り勝って左足で得点。前半終了間際からの途中出場で先制点をもたらした。25分にはロングスローからゴール前で混戦となったところ、矢板中央DF新倉礼偉(3年)が右足でネットを揺らし、リードを2点に広げた。

 試合はそのまま終了。矢板中央が9日に開催予定の準決勝へコマを進めた。同校は初の決勝進出を懸け、この後行われる青森山田(青森)―堀越(東京A)の勝者と対戦する。

(THE ANSWER編集部)

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