帝京長岡、新潟県勢初の決勝ならず 古沢監督は王者を称賛「一枚も二枚も上手だった」
第98回全国高校サッカー選手権は11日、準決勝が埼玉スタジアム2〇〇2で行われた。新潟県勢初の決勝進出を狙った帝京長岡は、前回王者の青森山田(青森)に1-2で惜敗した。
前回王者の青森山田に1-2で惜敗
第98回全国高校サッカー選手権は11日、準決勝が埼玉スタジアム2〇〇2で行われた。新潟県勢初の決勝進出を狙った帝京長岡は、前回王者の青森山田(青森)に1-2で惜敗した。
序盤は主導権を握り、サイドを起点とした攻撃から幾度となくゴールに迫るも、得点を奪えず。前半16分に青森山田のFW田中翔太(3年)に先制ゴールを許すと、後半2分にも1年生MF松木玖生に追加点を奪われた。後半32分にMF田中克幸(3年)が個人技で切り込み1点を返すなど、幾度となく青森山田ゴールに迫ったが、同点に追いつくことはできなかった。
帝京長岡の古沢徹監督は「選手が力以上のものを発揮できた部分と、まだまだ表現しきれなかった部分がある。率直に悔しいです」とコメント。新潟県勢初優勝を狙ったが、前回王者撃破にあと一歩届かず。「入れ替わりそうなところで体をぶつけられて(タッチライン外に)蹴りだされたり、出した後に一歩早く相手をはがす動きに対してきちっと反応してきて、というところで一枚も二枚も上手だったかなと思う」と青森山田の試合巧者ぶりを称えた。
(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)