現地取材記者がエキシビションの羽生結弦に注目

　北京五輪に出場したフィギュアスケートの羽生結弦（ANA）が大会中に見せたワンシーンに対し、五輪公式サイトが注目した。五輪マスコット「ビンドゥンドゥン」とエキシビションで共演。記事を執筆した米コメンテーターは「インターネットを壊しそうになった」と脚光を浴びせた。

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　ビンドゥンドゥンはエキシビションにもスケート靴を履いて登場し、選手たちと共演した。しかし転倒し、羽生に救出されるシーンも話題に。羽生がハグを交わす姿が国内外で脚光を浴びていた。

　五輪公式サイトは「『ビンドゥンドゥンが……氷上に？』　北京五輪での7つの強力なフィギュアスケートの瞬間」との見出しで記事を掲載した。現地取材した著者の米人気コメンテーター、ニック・マクカーベル氏はエキシビションの様子を一つに選出。「ハニュウ・ユヅルがこの世代最も知られたスケーターである中、北京五輪のマスコットのビンドゥンドゥンは大会中最も引っ張りだこのセレブだったかもしれない」と紹介し、こう続けた

「中国語で『氷』の意味を持つ『ビン』は、フィギュアスケートのエキシビションにもサプライズで登場。驚くべきスケート技術を見せ、ハニュウとその他のスケーターたちと一緒に滑り、転んだ時に助け起こしさえした時にはインターネットを壊しそうになった」

　グッズが品切れになるほど人気を博したビンドゥンドゥン。マクカーベル氏は「セレブ」と表現し、盛り上がりを伝えた。他の7つには、男子シングル銀メダルの鍵山優真と父でコーチの正和さんとの絆、アイスダンス金メダルのガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン組（フランス）を他国の選手たちが祝福した「連帯感ある瞬間」などをピックアップしている。