羽生結弦の「春よ、来い」がイタリアメディアを魅了「芸術家が極上のステップを披露」
20日に閉幕した北京五輪。フィギュアスケート男子シングルで4位となった羽生結弦(ANA)は、大会最終日のエキシビションで「春よ、来い」を熱演した。各国のファンを魅了していたが、イタリアメディアは「感動的な舞いで主役になった」と絶賛している。
北京五輪最終日のエキシビションで熱演を披露
20日に閉幕した北京五輪。フィギュアスケート男子シングルで4位となった羽生結弦(ANA)は、大会最終日のエキシビションで「春よ、来い」を熱演した。各国のファンを魅了していたが、イタリアメディアは「感動的な舞いで主役になった」と絶賛している。
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五輪最終日を盛り上げた羽生のエキシビションに注目したのは、イタリアメディア「OAスポルト」だった。「ユヅル・ハニュウは2022年北京五輪のエキシビションで感動的。極上のパフォーマンスをもう一度味わおう」と見出しを打って演技について伝えた。
3連覇のかかった五輪では、10日のフリーで4回転アクセルに挑戦。惜しくも成功はならなかったが、ISU公認大会で初めてジャンプとして認定された。エキシビションでは3回転アクセルを華麗に決めるなど、世界中のフィギュアファンを魅了した。
記事では「そして、彼がいる。どんな物事も正しく修正してしまう男だ。ユヅル・ハニュウは五輪のエキシビションで感動的なパフォーマンスで主役になった。アリーナに居合わせた観衆と世界中のファン、どちらも完璧に高揚させたのだ」と別格の存在感を称賛した。
異次元の美しさを氷上で漂わせた羽生を「異星人」と評し、「細部まで研鑽を重ね、高度に洗練されたコレオで氷上に凄まじいまでの才能を全て注ぎ込んだのだ。全てを凌駕するものだった」と評価。芸術の国のメディアは、羽生を手放しで賞賛していた。
そして「滑らかさ、柔らかさ、強度、芸術性、そして、詩的……。ただただユヅル・ハニュウという芸術家は極上のステップと、いつも通り、かなりの高さを誇る3回転アクセルを披露した。史上最高よ。永遠に」と最敬礼で締めくくっていた。
(THE ANSWER編集部)