北京五輪、中国でも大人気の羽生にミュージシャンも虜

　北京五輪のフィギュアスケート男子シングルで4位となった羽生結弦（ANA）。開催国・中国では絶大な人気のあまりに「Hanyu」という新曲が誕生し、話題を集めている。中国地元紙「環球時報」英語版の「グローバル・タイムズ」が報じている。

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　北京五輪で華麗な舞いを披露した羽生がついに歌になった。中国人ミュージシャンのリ・ユガン氏が中国版SNS「微博（ウェイボー）」に新曲を発表。タイトルは「スケーターの苗字に由来する」ということで、そのまま「Hanyu」だ。

　記事によると「（リ氏は）才能溢れる日本のフィギュアスケーター、羽生結弦のために作曲し、世界に美しさを紹介するために努力したと話している」と報じている。羽生の美しい演技と、それを見た中国地元テレビ局のコメンテーターの称賛からインスピレーションを得たという。

「私はあっという間にテレビにのめり込みました。若きアジアの男性が氷上で舞っている。若者の名前が羽生結弦であると知りました。中国は詩の国でもあります。中国中央テレビのスポーツ番組のホスト、チェンの解説で、私は他者に永遠の美しさと力をもたらすこのスケーターについてより知ることになったのです」

「微博」で600万人のフォロワーを抱えるリ氏は、こう投稿していたという。20日のエキシビションでは「春よ、来い」を熱演。中国で巻き起こった“羽生狂騒曲”はまだまだ終わりそうもない。