ソルトレイクシティ五輪王者ヤグディン氏「自分の真価発揮することを期待」

　北京五輪のフィギュアスケート男子シングルはネイサン・チェン（米国）が金メダル。鍵山優真が銀メダル、宇野昌磨が銅メダルで日本勢が続き、3連覇を目指した羽生結弦は4位だった。フィギュア大国ロシアは競技を総括し、ソルトレイクシティ五輪王者のアレクセイ・ヤグディン氏は鍵山の将来に期待を込めている。

【注目】本気で野球に挑戦する親子必見！　各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら

　ロシアメディア「sport24」でヤグディン氏は、今大会男子で金メダルを獲得したチェン、圧倒的なV候補とされた女子のカミラ・ワリエワ（ロシア）ら傑出した存在について触れ、「さらにカギヤマもいます」と日本の18歳に触れた。

「彼が将来、自分の真価を発揮することを期待します。彼はさらにジャンプを習得するでしょう、彼は4回転ループを跳びました。彼が世界チャンピオンになるか、五輪チャンピオンになるか見てみましょう」と語り、4年後への期待感を隠さなかった。

　鍵山は今大会団体戦男子フリーで1位となり、日本フィギュア史上初の銅メダル獲得に貢献。個人戦でも臆することなく、堂々たる演技で銀メダルを獲得し、1大会メダル2つの快挙を達成していた。4年後のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪も22歳で迎える若武者。その将来性に海外からも期待が集まっている。