フィギュア米選手、エキシビで着た衣装に友情の裏話 母国称賛「五輪精神の極みね!」
北京五輪は20日、フィギュアスケートのエキシビションが行われ、女子シングルで7位入賞した16歳アリサ・リウ(米国)が出演した。米メディアは衣装がスペインの選手からの借り物だったことを紹介。“友情の裏話”に脚光を浴びせている。
アリサ・リウの衣装は借り物、ヘアメイクは他種目の選手が手伝い
北京五輪は20日、フィギュアスケートのエキシビションが行われ、女子シングルで7位入賞した16歳アリサ・リウ(米国)が出演した。米メディアは衣装がスペインの選手からの借り物だったことを紹介。“友情の裏話”に脚光を浴びせている。
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赤い衣装で登場したリウ。韓国の音楽ガールズグループ「ITZY」の「LOCO」に乗り、真っ赤な衣装で明るく演技を披露したが、米スポーツ専門局「NBCスポーツ」の番組「オン・ハー・ターフ」公式ツイッターはあるハプニングが起きていたことを伝えた。
「問題が一つ。リウは演技を準備していなかったのだ」
招待選手だけが参加するエキシビションは、リウ本人も予想していなかったようで、同ツイッターは「マディソン・ハベル(米国)、マディソン・チョック(米国)、オリヴィア・スマート(スペイン)、ジャン・リュック・ベイカー(米国)、リウの“同僚オリンピアンたち”がエキシビションの準備を手伝った」と説明。アイスダンスの選手たちがリウの窮地に手を貸したという。
リウも自身のインスタグラムのストーリー機能で、ハベルがメイク、チョックがヘアを担当してくれたことを説明。さらに、スマートがリズムダンスで着用した衣装を借り、ベイカーに振り付けしてもらったことも報告している。
“即席”でも観衆を魅了したリウに対し、「オン・ハー・ターフ」の投稿には「これぞ五輪で見たいもの」「彼女にとって人生最高の2週間なんじゃない?」「素晴らしかった!」「これぞ五輪精神の極みね!」「みんなよくやったわ!」「最高のチームワークだわ!」と多くの米ファンからコメントが寄せられていた。
(THE ANSWER編集部)