カナダメディアが準決勝2試合をレポート「金曜日の番狂わせ」

　北京五輪は18日、カーリング女子準決勝が行われ、日本代表（ロコ・ソラーレ）は世界女王スイスに8-6で勝利し、初の決勝進出を決めた。20日に英国との決勝に臨むが、海外メディアは藤澤五月とイブ・ミュアヘッドの日英スキップ対決に注目している。

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　ドラマの連続で頂上決戦の舞台に勝ち上がったロコ・ソラーレ。決勝では18年平昌五輪3位決定戦で破っている英国代表と再び戦うことになる。カナダテレビ局「スポーツネット」では「カーリングの金メダルへ、英国のミュアヘッドは日本のフジサワと対戦する」という見出しで特集した。

　前日4-8で完敗したスイス相手に大金星を挙げた日本。一方、英国も延長戦で前回女王スウェーデンを倒したが、「金曜日の大番狂わせ」の“主演女優”の2人に注目している。

　ミュアヘッドはスウェーデン戦の第9エンドで4点、延長線で1点を奪う活躍を紹介する一方、「フジサワは第5エンドに4点を記録し、世界選手権2連覇中のスイスのシルバナ・ティリンゾーニを8-6で凌駕した」と評価。強豪を撃破した両スキップの活躍に注目している。

　4年前の対戦では、ミュアヘッドの最終投がミスショットになり、日本に軍配が挙がっていたが、「決勝は2018年五輪3位決定戦の再戦となる」と再戦に注目が集まっている。