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メガネ先輩、ついにこぼれた涙 カーリング韓国終戦に母国紙「取材エリアで止めどなく涙」

北京五輪のカーリング女子1次リーグが17日まで行われ、前回大会銀メダルの韓国は4勝5敗で敗退が決まった。最終戦でスウェーデンに勝利すれば準決勝進出だったが及ばず。日本でも“メガネ先輩”の異名で話題になったスキップのキム・ウンジョンら韓国チームは、試合後に涙を流したと地元メディアが報じている。

韓国代表スキップのキム・ウンジョン【写真:AP】
韓国代表スキップのキム・ウンジョン【写真:AP】

北京五輪・カーリング女子、韓国は1勝届かず終戦

 北京五輪のカーリング女子1次リーグが17日まで行われ、前回大会銀メダルの韓国は4勝5敗で敗退が決まった。最終戦でスウェーデンに勝利すれば準決勝進出だったが及ばず。日本でも“メガネ先輩”の異名で話題になったスキップのキム・ウンジョンら韓国チームは、試合後に涙を流したと地元メディアが報じている。

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 韓国は最終戦のスウェーデン戦終盤に突き放されて敗戦。4強入りにはあと1勝届かず、2大会連続のメダルは夢と消えた。日本が同時刻の試合で1次リーグ突破を劇的に決めた裏で、終戦の時を迎えた。韓国紙「スポーツ朝鮮」は、「ついにこぼれた涙 厳謹真(厳格・謹厳・真摯の略語)メガネ先輩、キム・ウンジョン『今回の五輪は諦めなかった結果だ』」との見出しで記事を掲載した。

 1点を追う第9エンド、有利な後攻でスキップのキム・ウンジョンが放った最終ショットがミスに。同点に追いつくはずが、逆に1点をスチールされ、突き放された。記事では、試合後の韓国チームの様子について「ミックスゾーンでチームキム(苗字が全員とも「キム」)は止めどなく涙を流した」「キム・ウンジョンの声は枯れていた」と伝えた。

 2018年、平昌五輪では準決勝で日本を破り、銀メダルを獲得。キム・ウンジョンは日本でも“メガネ先輩”の異名で知られる存在となった。「今回の五輪は諦めなかった結果です。4年前、平昌では開催国のチケットで参加して怖いものはなかったけど、今回は自力で出場権を手にして参加した。ベストを尽くしたけど、結果がとても残念です」と語ったという。

 さらに「大会全体的には中国戦を必ず勝たなければならなかった」と、延長戦にもつれ込んだ13日の中国戦を5-6で落としたことを悔やみ、「チーム全体的にはショットの感覚が良かったことには満足しているけど、もう少し自ら崩れずにタイトなプレーをしていれば、良い結果をもたらしたはず。この部分をもう少し努力しなければいけません」と課題を挙げていた。

(THE ANSWER編集部)

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