高木美帆、銀メダル選手の母国オランダ紙も脱帽「アンタッチャブルなタカギに敗北」
北京五輪は17日、スピードスケート女子1000メートル決勝が行われ、2018年平昌五輪銅メダルの27歳・高木美帆(日体大職)は1分13秒19の五輪レコードで金メダルを獲得した。異例の長短5種目7レースに出場し、今大会4個目のメダル獲得。個人種目初の金メダルに輝いた。銀メダルとなったオランダ選手の母国メディアも脱帽している。
0秒64差でレールダムが銀メダル、スケート大国オランダメディアも称賛
北京五輪は17日、スピードスケート女子1000メートル決勝が行われ、2018年平昌五輪銅メダルの27歳・高木美帆(日体大職)は1分13秒19の五輪レコードで金メダルを獲得した。異例の長短5種目7レースに出場し、今大会4個目のメダル獲得。個人種目初の金メダルに輝いた。銀メダルとなったオランダ選手の母国メディアも脱帽している。
【注目】本気で野球に挑戦する親子必見! 各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら
0秒64差で2位になったのは、スピードスケートのユッタ・レールダム。母国のスケート大国オランダメディアも高木の滑りに脱帽した。オランダ紙「アルフメーン・ダッハブラット」は「リールダムはアンタッチャブルなミホ・タカギに敗れ、1000メートルで銀メダル」と報じた。
記事では「リールダムは1000メートルで金メダル候補だったが、北京では銀メダルに終わった。五輪のタイトルは最強だった日本のミホ・タカギが奪った」とお手上げ。「タカギは1000メートルの勝利でこれまでに手にした3枚の銀メダルと合わせて非常に素晴らしい五輪を過ごしている」と今大会の躍動ぶりも称えた。
また、オランダ紙「テレグラフ」も「すべてを解放したタカギが金、リールダムは銀」と報道。「戦前からタカギは金メダルの有力候補だったが、実際のレースでも素晴らしいタイムを出した。1分13秒19でオリンピックレコードを更新し、競争相手たちを粉砕した」と称賛した。
(THE ANSWER編集部)