SNS中傷に涙の中国フィギュア選手 奮闘で国内世論は一変「今のままでも彼女は優秀よ」
中国ネット上も好意的な意見「今のままでも優秀」「これからも頑張って」
その上で「そして今日、朱易はついに弱い自分に打ち勝ち、笑顔で試合を終えた」と奮闘を報じた。中国女子フィギュアは世界との差があることに触れながらも「こうした状況の下、若い女子フィギュア選手は重責を担っている。若い選手にとって、一時の挫折は前進する道で避けて通れない試練だ。団体戦で2度涙を流した後、朱易は今日、ついに笑顔で自分の試合を終えた」と労った。
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団体戦まで「代表権は父親のコネ」など根も葉もない噂も含め、批判が殺到していた中国版ツイッター「ウェイボー(微博)」でも一転して好意的な声が多く上がった。
「今のままでも優秀だと思います。五輪に出られれば勝ち。変な記事で変なことを言って世の中を乱すのはやめてほしい。どんな種目でも参加して、舞台に出られれば成功で、そこから努力を続ければきっとうまく行きます。がっかりしないで。頑張って」
「今日、わざわざSPの試合を見ました。私たちの差は目で見ればすぐわかります。これから4年間、中国フィギュアが頑張って全体的にレベルアップすることを願っています。あれこれ非難したり、文句を言っても進歩はしません。若い朱易がさなぎから蝶になるときがきっと来ます」
「大丈夫。これからも頑張って。あなたの一番いい時はまだ来ていない」
なかには「もう若くない。次の五輪にはきっといない」という心ない声が上がっていたものの、大会を通じて朱易に対する世論が少なからず変わったことは確かなようだ。
(THE ANSWER編集部)