羽生結弦に勝って欲しかったプルシェンコの愛ゆえの悔恨「4回転アクセル必要なかった」
コメントの内容からも伝わる“愛弟子”への想いの深さ
その上で「重要なのは基本的に、ハニュウにはそれが必要なかったということです! 2つのトウループ、1つサルコウという3つの4回転と、2つのトリプルアクセルでクリーンな滑りをして、銅メダルを獲ることはできた」と強調した。
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それも、五輪3連覇に挑んだ羽生をどうしても表彰台で見たかったゆえの愛情の裏返しだろう。
「4回転サルコウでミスがあったSPでハニュウは落胆させました。彼がそのようなミスをするのを一度も見たことがありませんでした。彼自身が後でインタビューで言っていました。サルコウの“すっぽぬけ”はリンクの小さな穴にはまったことから起こった、と」
SPで氷の穴にハマり、1回転になった冒頭の4回転アクセルに言及。「これは十分にあり得ます」と分析し、プルシェンコ氏も悔しがった。
「ジャンプの入りの際、スケーターはリンクのどこが傷ついているかを見なければならないので、これは一番悔しいです。GPシリーズで一度、私も穴にハマりました。最初のジャンプはいつも小さな穴がないか監視します、その先は、リンクの質を見るのがもう難しいので、この監視は不可能です」
羽生に贈った言葉。プルシェンコの“愛弟子”に対する想いの深さが、コメントの内容からも伝わってくるようだった。
(THE ANSWER編集部)