羽生結弦に勝って欲しかったプルシェンコの愛ゆえの悔恨「4回転アクセル必要なかった」
平昌五輪のフィギュアスケート男子フリーで4回転アクセルに挑戦した羽生結弦(ANA)。転倒し、総合4位に終わったものの、国際スケート連盟主催大会で初めて「4回転アクセル」が認定された。感動を呼んだ演技に対し、羽生の憧れでもあるエフゲニー・プルシェンコ氏は愛の進言をした。
羽生の憧れのトリノ五輪王者「北京で3度目の五輪王者に凄くなってほしかった」
平昌五輪のフィギュアスケート男子フリーで4回転アクセルに挑戦した羽生結弦(ANA)。転倒し、総合4位に終わったものの、国際スケート連盟主催大会で初めて「4回転アクセル」が認定された。感動を呼んだ演技に対し、羽生の憧れでもあるエフゲニー・プルシェンコ氏は愛の進言をした。
【注目】本気で野球に挑戦する親子必見! 各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら
ロシア紙「スポルトエクスプレス」では、トリノ五輪金メダリストの男子シングル総括記事を掲載。その中で優勝したネイサン・チェン(米国)に続き、羽生について触れた。「私は北京でハニュウに3度目の五輪王者に凄くなってほしかった。それは実現可能でした」と熱烈な想いを明かした。
「しかし、近頃、彼に襲いかかったケガが邪魔をしました。やはり10年間頂点にいて、何の跡形もなく過ぎません。体は鉄のように丈夫ではありません。健康に問題がなければ、疑いなく、今、ユヅルは4回転ルッツと4回転ループを跳んでいたでしょう」
一方で「これらのジャンプがなく、なんとかして得点を寄せ集めるために、彼はリスクに向かい、フリーにクワッドアクセルをエントリーしました。私の見解では、これが銅メダルを失う原因となった間違いでした」と果敢に4回転アクセルに挑戦したことが表彰台を逃す要因だったと指摘した。
「もしジャンプがうまくいかないのなら、それに準備できていないのなら、何のためにそれをプログラムに入れなければならないのか? 何しろクワッドアクセルにはとても大きなパワーを使います! 私は知っています、かつてミーシン氏とこのジャンプを練習していました……」