ジャンプ5選手失格 介入騒動の検査員を元五輪王者支持「彼の厳しさを男子は知ってる」
北京五輪で4か国5人が失格したノルディックスキージャンプ混合団体。原因となったスーツ規定問題を巡り、対象となった国からは検査担当者に批判も起きているが、ドイツのソルトレイクシティ五輪王者スヴェン・ハンナバルト氏は検査官を支持しているという。
女子の検査に立ち会ったとされる男性検査官にハンナバルト氏言及
北京五輪で4か国5人が失格したノルディックスキージャンプ混合団体。原因となったスーツ規定問題を巡り、対象となった国からは検査担当者に批判も起きているが、ドイツのソルトレイクシティ五輪王者スヴェン・ハンナバルト氏は検査官を支持しているという。
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ドイツスポーツ専門サイト「Sport.de」は「大騒動を受け:ハンナバルトは検査官を支持」との見出しで記事を掲載した。
記事では、とりわけ男子の検査担当者となったフィンランド人のミラ・ユッカラ氏が批判の的になっていると言及。同氏が女子の検査に立ち会い、5選手の失格が生まれたとの報道がドイツ国内で行われているのが理由だ。
ドイツのニュースサイト「ワトソン」に対し、ハンナバルト氏は「彼はスーツに厳しい目を配っている。だからこそ、男子の試合は公平な条件の中で行われているのだ」とユッカラ氏の審判員としての姿勢を支持したという。
記事では、W杯総合王者経験者のシュテファン・クラフト(オーストリア)は北京入りした後に痩せたため、スーツを調整したと指摘。「ユッカラが厳しいのはみんな分かっていること。だから、彼ら(男子)は神経質なまでに規定を守るようにしている」とハンナバルト氏は語ったという。