ジャンプ5選手失格にした女性検査官が反論 独誌「責任はいい加減なチームの方と発言」
北京五輪で4か国5人が失格したノルディックスキージャンプ混合団体。原因となったスーツ規定問題を巡り、対象となった国からは批判も起きているが、検査の担当者は反論しているという。
スーツ規定違反で失格となった問題、対象となったドイツのメディアが特集
北京五輪で4か国5人が失格したノルディックスキージャンプ混合団体。原因となったスーツ規定問題を巡り、対象となった国からは批判も起きているが、検査の担当者は反論しているという。
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「スキャンダル試合への議論はやまず 検査員は反論『10センチも大きいジャンプスーツ、それは肉眼でも分かる!』」
独スポーツ専門誌「キッカー」では、ドイツのカタリナ・アルトハウスら5選手を失格にしたポーランド人女性検査官アグニエスカ・バチコフスカ氏のコメントを掲載。「責任はいい加減なチームの方にあると発言した」とし、紹介している。
試合後から選手、関係者から激しい非難を受けているが、バチコフスカ氏は「10年間のマテリアルコントロールで最も大変な1日でした。けれども公平な試合が行われるよう、全ての選手に等しいチャンスを与えなければならないのです」と語ったという。
今大会はすでに女子個人ノーマルヒルでも許可されていないスポンサーロゴをつけていた選手を厳格に失格にしたことも紹介している。
「もし、10センチも大きいスーツを着ている選手がいたら、どうしろというのですか? お願いしますよ! そんなのは肉眼でも分かるのですから」「こんなことが五輪の舞台で起きるとは考えもしていませんでした。どのチームもこの試合に向けて真剣に準備してくるものと思っていました」
バチコフスカ氏はこのように批判について反論したという。