「羽生結弦は負けてはいない」 中国メディアが絶賛した4回転半挑戦の「歴史的意味」
「今後誰かに自分を超えてほしい。羽生はそれを願ったのだ」
また、4回転アクセルの難しさを強調している。
【注目】本気で野球に挑戦する親子必見! 各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら
「選手が4Aを跳ぶには、空中で6周半/秒の速さで体を回転させる必要があるが、それは一台の車が時速50キロで走る時の車輪の回転速度なのだという。少なくとも現在、これは人間にとって達成不可能な動作である。CCTVの解説者は『守ることなどかなわない城を守り、勝つことのない戦(いくさ)を戦う』と言って人々の気持ちに火をつけた。
羽生結弦が求めるものはすでに優勝ではなく、彼はただ、おそらく生涯最後の冬季五輪で新しい記録を打ち立てたかっただけなのだ。自分が達成できなかったとしても、今後誰かに自分を超えてほしい。羽生はそれを願ったのだ。羽生結弦は負けてはいない。彼の自分への挑戦には五輪の金メダルよりも大きな歴史的意味があるのだ。試合の後、CCTVのキャスターは『不可能であると分かっていながら実行する潔さを羽生結弦は見せた』と言って、その解説を締めくくった」
ISU公認大会で初めて4回転アクセルと認定。同メディアは「これこそ彼の勇気と決意に対する最高の褒賞だろう」と称えている。
(THE ANSWER編集部)