日本フィギュア史を変えた鍵山優真に米メディア称賛「カギヤマ!スター誕生の瞬間!」
北京五輪のフィギュアスケートは10日、男子フリーが行われ、日本勢はショートプログラム(SP)2位の鍵山優真が日本フィギュア史上最年少となる銀メダルを獲得した。同3位の宇野昌磨が銅メダル、金メダルは米国のネイサン・チェン。94年ぶりの五輪3連覇がかかっていた羽生結弦(ANA)は合計283.21点で4位。鍵山の演技には米国の識者からも「スター誕生の瞬間」「とてつもなく大きな存在になった」などと称賛が集まっている。
北京五輪・フィギュア日本史上最年少の銀メダル
北京五輪のフィギュアスケートは10日、男子フリーが行われ、日本勢はショートプログラム(SP)2位の鍵山優真が日本フィギュア史上最年少となる銀メダルを獲得した。同3位の宇野昌磨が銅メダル、金メダルは米国のネイサン・チェン。94年ぶりの五輪3連覇がかかっていた羽生結弦(ANA)は合計283.21点で4位。鍵山の演技には米国の識者からも「スター誕生の瞬間」「とてつもなく大きな存在になった」などと称賛が集まっている。
【注目】本気で野球に挑戦する親子必見! 各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら
五輪初出場の鍵山が、また大舞台で輝いた。冒頭の4回転サルコーに余裕を持って着氷。続く4回転ループは片手を着いたが、残るジャンプは全て成功した。得点は堂々の合計310.05点で銀メダル。既に団体銅を獲得しているが、個人でのメダルは日本フィギュア史上最年少となった。
海外の評価を五輪で一気に高めた鍵山。ツイッター上の米識者からも称賛を集めている。米放送局「NBC」の五輪担当特派員、ジョー・リング・ケント氏は「カギヤマはとてつもなく大きい存在になった」とツイート。米紙「ワシントンポスト」などに寄稿するミシェリーヌ・メイナード記者も「ワオ。カギヤマの滑りは素晴らしく輝かしかった。ブレたのは少しだけだ」と伝えた。
米国の元フィギュアスケート選手で、現在はポッドキャストのフィギュアスケート番組「Blind Landing」で共同ホストを務めるクリス・シュライヒャー氏は「カギヤマ! スターが誕生した瞬間! 文字通り私を前かがみにさせる演技でした。このスケーターが大好きだ。彼の次が待ち遠しい!」と称えた。先輩の宇野、羽生を上回る銀。羽生も認める強心臓ぶりを大舞台で発揮した。
(THE ANSWER編集部)