「日本スキーの女神が泣いた」 高梨沙羅、中国メディアも失格後の“涙と意地”を報道
北京五輪は7日、新種目のノルディックスキージャンプ混合団体(出場10チーム)が行われ、日本は4位入賞となった。高梨沙羅(クラレ)がスーツの規定違反で1回目は失格となったが、2回目では98.5メートルを記録。意地と涙を見せた高梨には中国メディアも注目していた。
スキージャンプ混合団体、スーツの規定違反があった高梨
北京五輪は7日、新種目のノルディックスキージャンプ混合団体(出場10チーム)が行われ、日本は4位入賞となった。高梨沙羅(クラレ)がスーツの規定違反で1回目は失格となったが、2回目では98.5メートルを記録。意地と涙を見せた高梨には中国メディアも注目していた。
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高梨は1回目のジャンプで103.0メートルの大ジャンプ。124.5ポイントを獲得し、笑顔を見せた。しかしその後、スーツの規定違反でまさかの失格に。それでも他国の選手にも失格者が出たこともあり、日本は8位で2回目に進出。ここで98.5メートルを飛んだ高梨は直後にうずくまって涙。中継カメラには約5秒ほど、深々と一礼した。
男子個人ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑の活躍などもあり、日本はメダルまであと一歩の4位でこの種目を終えた。中国のニュースメディア「捜狐(SOHU)」では、「日本のスキーの女神、成績を取り消され、団体戦でメダルを逃す スーツの規定違反の判定に泣き崩れる」とのタイトルで記事を掲載している。
同メディアは「タカナシは1回目のジャンプで高得点を挙げたが、着地後一転、涙を流すこととなった。身に着けたスーツのサイズが許容される範囲を超えていたため、成績が取り消されたのだ」とスーツの規定違反について伝えた。
そして失格からわずか1時間足らずで飛んだ2回目のジャンプについて「タカナシは98.5メートルを飛んで118.9ポイントを獲得したが、着地後、失望の気持ちは隠し切れない」と高梨の姿を伝え、さらに自分を責めていた様子ついても紹介していた。
(THE ANSWER編集部)