羽生結弦は「不可抗力でしかない」「これが五輪」 氷の溝、歴代五輪代表たちが持論
北京五輪は8日、フィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(ANA)は95.15点の8位と出遅れた。冒頭の4回転ジャンプが抜ける1回転に。氷の溝にハマったことに、元五輪代表が私見を述べている。
北京五輪フィギュアスケート男子SP
北京五輪は8日、フィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(ANA)は95.15点の8位と出遅れた。冒頭の4回転ジャンプが抜ける1回転に。氷の溝にハマったことに、元五輪代表が私見を述べている。
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羽生は冒頭の4回転サルコーが1回転に抜けるミスから始まった。「踏み切り直前に確認しながらいったけど、自分の穴というより他の人の穴に『カコッ!』ってハマった」と説明。「いったなって思って跳びにいったけど、頭が(体を)防衛してしまった」と振り返った。
演技後には氷を確認する場面も見られた。ツイッターでは、OB、OGが投稿。元世界選手権女王で五輪2度出場の安藤美姫氏は「予想外のアクシデントから始まった演技…コレがオリンピックなのかもしれない…ただ羽生選手のミスではない ただただミゾにハマってしまったがためのミス…でもそのミスを感じさせないほどに完成させられたショートプログラムは間違いなく私達の脳内に刻み込まれたと思います」とつづった。
バンクーバー五輪代表の織田信成氏は「靴紐切れるわジャンプ跳び過ぎるわ、お前事前にどうにかしとけやアホかというミスを重ねてきた私にしたら、羽生くんのミスなんて不可抗力でしかないです。だから頑張って」とエールを送った。
(THE ANSWER編集部)