フィギュアスケート団体戦ペアフリー

　北京五輪のフィギュアスケート団体戦は7日、ペアフリーが行われ、三浦璃来、木原龍一組は自己ベストを更新する139.60点で2位に。日本にメダルに当確ランプを灯す会心の演技だった。ペアの世界女王も絶賛している。

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　史上初のメダルを目指す日本に「りくりゅう」が最高の流れをもたらした。三浦、木原組は冒頭のスロー3回転フリップを決めると、見せ場のリフトも安定。単独ジャンプの着氷もそろえるなど、息の合った滑りを見せた。得点はショートプログラム（SP）に続き、自己ベストを更新する139.60点。チームも合計点は48点で米国と並んで2位に浮上し、残り2種目を残してメダルを決定的にした。

　4位だったSPに続き、各国のトップ選手が出場する団体戦で世界と渡り合った。同じペアで世界選手権を2度制し、平昌五輪団体金メダルも獲得したカナダのメーガン・デュハメルは、演技前に自身のツイッターを更新。「リクとリュウイチ、ゴー!!!!　最高！」とエールを送り、演技後には「ミウラとキハラ。今季ペアの本物のスターよ。ジャンプでミスがあっても139点！　これには驚き！」と絶賛した。

　一気に世界を認めさせた「りくりゅう」の活躍で、日本はこの種目を前に4位だったカナダ、5位だった中国に逆転される可能性がなくなり、残り2種目の出場でメダルが決まる。