脊椎損傷で五輪欠場のスノボ芳家里菜が手術終了を報告「涙が出る時もありますが…」
スノーボード北京五輪代表でスロープスタイル、ビッグエアに出場予定だった芳家里菜(STANCER)が7日、インスタグラムを更新。3日の公式練習中にジャンプの着地で転倒し、脊椎損傷の診断で欠場が決まっていたが、手術終了とともに心境を記した。
大会直前の公式練習で負傷「一日でも早く雪上に戻れるように」
スノーボード北京五輪代表でスロープスタイル、ビッグエアに出場予定だった芳家里菜(STANCER)が7日、インスタグラムを更新。3日の公式練習中にジャンプの着地で転倒し、脊椎損傷の診断で欠場が決まっていたが、手術終了とともに心境を記した。
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「無事に手術は終わりました…」と切り出した投稿では「もう既に知ってる方も多いと思いますが、3日の公開練習中にジャンプセクションでミスをしてしまい脊椎損傷と診断されました」と報告した。
状態については「幸いにも麻痺はありませんでした。すぐに病院へ行きそれからずっと寝たきり状態が続いて座ることも出来ずかなりきつかったですが、今は手術も終わり痛みはありますがとても元気です!」と説明。「自由に動けるまでにはもう少し時間がかかるかもしれないですが」と添えた。
「オリンピックに出るために頑張ってきてせっかく掴んだ舞台。スタートすら出来なかったこと、本当に悔しいです」と心境を吐露。「ここまで沢山の方に応援してもらっていたのにこんな形で終わってしまって申し訳ありません」と記した。
それでも「今はまだ色々な事を考えてしまって涙が出る時もありますが、徐々に気持ちを切り替えて次の事を考えれるようにします」と前を向き、さらに「今回のクラッシュは記憶もあり、かなりの恐怖がありますがこのままで終わりたくないので治療に専念して一日でも早く雪上に戻れるよう頑張ります」と記した。
「こんな私ですがこれからも応援よろしくお願いします」と締めくくった。
今大会は中国でも降雪量が少ない地域で行われ、全面的に人工雪を使用。硬さによる安全性が課題として指摘されていた。日本ではスキーフリースタイル女子の近藤心音も5日の公式練習中に負傷により、出場を予定していたビッグエア予選を回避した。
(THE ANSWER編集部)