フィギュア団体きょうメダル決定 ロシア名手は金メダル確信「米国のチャンス奪った」
北京五輪は7日、フィギュアスケートの団体戦最終日が行われる。日本は現在3位。初のメダル獲得が期待される。一方、初の金メダルを狙うロシア・オリンピック委員会(ROC)は女子ショートプログラム(SP)で1位になったカミラ・ワリエワらの活躍で、現在首位。母国の銀メダリストは勝利を確信している。
2002年銀のロシア名手「マルクは偉いです!」
北京五輪は7日、フィギュアスケートの団体戦最終日が行われる。日本は現在3位。初のメダル獲得が期待される。一方、初の金メダルを狙うロシア・オリンピック委員会(ROC)は女子ショートプログラム(SP)で1位になったカミラ・ワリエワらの活躍で、現在首位。母国の銀メダリストは勝利を確信している。
【注目】本気で野球に挑戦する親子必見! 各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら
ROCは6日の女子SPで15歳ワリエワが90.18点を獲得。自身が持つ世界最高記録に迫る高得点で貢献した。また欧州王者の18歳マルク・コンドラチュクも、五輪初出場ながら男子SP、フリーでそれぞれ3位、2位と役割を果たした。
6日終了時点で、2位アメリカに3点差をつけて首位に立ったROC。母国メディア「championat.com」は、2002年ソルトレイクシティ五輪のアイスダンスで銀メダルを獲得し、現在は振付師として活動しているイリヤ・アベルブフ氏のコメントを伝えている。
同氏は女子SPで、米国のカレン・チェンが5位だったことで「米国代表から金メダルを目指した戦いを続けるチャンスを、事実上奪いました」と指摘。ROCは今大会、コンドラチュクの活躍で、前回大会では3ポイントしか稼げなかった男子SPでも得点を伸ばしたことにも注目している。
「もしマルクがひるんでいたら、私たちは4年前と同じく大きな差を得られなかったでしょう。マルクはひるみませんでしたし、彼はとても偉いです! 今日、とても立派に演技し、自分のマックス、最高の滑りを見せました。マルクとカミラは今日、金メダルの運命についての問題を解決しました」
団体戦は今日7日が最終日。ペア、アイスダンス、女子フリーが行われる。日本はそれぞれ三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)、小松原美里、尊組(倉敷FSC)、坂本花織(シスメックス)がメダルを懸けて演技する。
(THE ANSWER編集部)