18歳鍵山優真が男子フリー1位! 日本3位で最終日へ、初の団体戦メダル射程圏
北京五輪は6日、フィギュアスケート団体戦男子フリーが行われ、鍵山優真が自己ベストを大幅に更新する208.94点で1位に。日本は3位で初のメダル獲得に前進し、最終日の7日を迎える。
フィギュア団体戦男子フリー
北京五輪は6日、フィギュアスケート団体戦男子フリーが行われ、鍵山優真が自己ベストを大幅に更新する208.94点で1位に。日本は3位で初のメダル獲得に前進し、最終日の7日を迎える。
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初の五輪出場となった18歳の鍵山は、冒頭の4回転サルコーを綺麗に着氷。続く4回転ループもこらえ、4回転トウループも決めた。後半も4回転からの3連続ジャンプに果敢に挑んで成功。3回転フリップ―3回転トウループ、3回転アクセルも決めるなど、大きなミスのない演技を披露し、堂々たる五輪デビューとなった。
3種目を終え、4位で迎えたこの日を迎えた日本は、女子ショートプログラム(SP)に同じく初出場の樋口新葉が奮闘。カミラ・ワリエワ(ROC)に次ぐ2位に。日本の順位をメダル圏内の3位に押し上げ、上位5チームによる決勝に進んでいた。
日本は男子フリー1位になった鍵山が獲得した10点により、合計39点。上位2か国との差を詰めた。ROCが45点で1位、米国が42点で2位。4位のカナダとは9点差をつけている。7日が最終日。ペア、アイスダンス、女子のフリーが行われ、合計得点でメダルが決まる。
【フィギュアスケート団体戦の仕組み】
個人戦に先駆け、3日間で争う種目。14年ソチ大会から導入された。10チームが参加し、男女シングル各2人、ペア、アイスダンス1組の計8人で構成される。4種目の順位に応じた獲得ポイント(1位10点、2位9点…10位1点まで)でメダルを争う。男女、ペアのSPとアイスダンス・リズムダンスの上位5チームがフリーに進出。4日に男子SP、アイスダンスRD、ペアSP、6日に女子SP、男子フリー、7日にペアフリー、アイスダンスFD、女子フリーが行われる。
(THE ANSWER編集部)