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高梨沙羅に「感動した」 まさかの4位、SNSから労いの声続々「立派」「条件悪すぎた」

北京五輪は5日、ノルディックスキー・ジャンプ女子の個人ノーマルヒル(出場40人、ヒルサイズ=HS106メートル)が行われ、25歳の高梨沙羅(クラレ)が4位でメダルはならなかった。3度目の五輪は、銅メダルだった2018年平昌五輪に続く2大会連続メダル獲得が期待されていた。

ジャンプ台で集中した様子の高梨沙羅【写真:Getty Images】
ジャンプ台で集中した様子の高梨沙羅【写真:Getty Images】

北京五輪スキージャンプ女子

 北京五輪は5日、ノルディックスキー・ジャンプ女子の個人ノーマルヒル(出場40人、ヒルサイズ=HS106メートル)が行われ、25歳の高梨沙羅(クラレ)が4位でメダルはならなかった。3度目の五輪は、銅メダルだった2018年平昌五輪に続く2大会連続メダル獲得が期待されていた。

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 予選はなく一日で決勝2回を行い、合計点で順位を決める。高梨は1回目にK点超えの98.5メートルを飛び、108.7点で5位につけていた。2回目はK点超えの100.0メートル、115.4点。残り4選手で暫定トップに立ち、日本チームと抱き合った。しかし、その後の選手に抜かれて4位だった。

 ネット上のファンからは「2回目のジャンプは素晴らしかった。4位は立派」「沙羅ちゃんよくがんばった!!」「条件悪すぎた」「2回目のジャンプ感動しました。これぞ高梨沙羅だなと」「惜しかった。それでも日本のエースはカッコよかった」「オリンピアンはみんな素敵や」「美しいジャンプだった」と労いの声が多く上がっている。

 高梨は年間15勝を挙げた13-14年シーズン、17歳で出場したソチ五輪は金メダル候補とされていたが、4位で悔し涙を流した。18年の平昌五輪は銅メダルで初の表彰台に。しかし、幼い頃から夢にしていた金メダルには届かなかった。その後は不振も経験し、昨季はW杯3勝と復調。男女通じて歴代最多のW杯61勝を積み重ね、日本女子のエースとして満を持して今大会に乗り込んだ。

 最大のライバルとされたW杯個人総合首位のマリタ・クラマー(オーストリア)は大会直前に新型コロナウイルスで陽性となり、今大会を欠場した。金メダルはウルシャ・ボガタイ、銀メダルはニカ・クリジュナル(ともにスロベニア)、銅メダルはカタリナ・アルトハウス(ドイツ)。日本勢は勢藤優花(北海道ハイテクAC)が19位、伊藤有希(土屋ホーム)が20位、岩渕香里(北野建設)が24位だった。

 ジャンプは新種目の混合団体が7日に行われる。

(THE ANSWER編集部)

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