開始1秒で世界の心を掴んだ五輪開会式 中国人ファン絶賛の嵐「悪魔チックな繊細さ」
4日に行われた北京五輪開会式。中国メディアも高く評価している。
映画監督・張芸謀氏が総監督を務めた北京五輪開会式
4日に行われた北京五輪開会式。中国メディアも高く評価している。
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中国メディア「快科技」は、08年夏季北京五輪に続いて総監督を務めた映画監督・張芸謀氏について「またしても全世界をあっと言わせ、中国人のロマンをあますところなく表現して『美の天井』との賛辞を贈られた」と高い評価だったことを紹介。「開会式は冒頭のカウントダウン開始の最初の1秒ですでに非常に鮮明に『張芸謀』を感じさせた」と幕開けの演出を称賛した。
「24節気をつなげたカウントダウンの段階で、見ている者は中国の伝統的文化とオリンピック開会式が完璧に融合されていることを感じ、場外のショートビデオの撮影にも美、色彩を操る張芸謀の底知れぬ力を鮮明に感じ取った」
その上で、中国ファンのネット上の声を紹介。「銅の獅子から雨粒が滴り落ちるその瞬間、歴史の重みと春の雨が降った後のあの爽やかさを感じました。本当に素晴らしすぎます!」「私は『夏至』の蓮池がとても気に入りました。空からの撮影が本当に美しい!」「配色のレベルの高いこと。文化の根底に潜むものとロマンがこんなに見事に結び付けられるとは」などの声が上がった。
また、記事では「第24回冬季オリンピック大会の開会式が開催された2月4日はくしくも二十四節気の立春の日であった。ロマンの極致とも言うべき偶然である」とも指摘した。