北京五輪の開会式バスが密状態 “証拠写真”掲載した米記者「社会的距離を忘れるな」
北京五輪は4日に開会式が行われた。今大会は新型コロナウイルス禍で厳重な感染対策が取られているが、会場を発着するメディアバスが密状態に。海外メディア関係者が実際の様子を公開し、「オリンピックでのソーシャルディスタンスを忘れないで」と注意喚起している。
開会式終了後のバスの混雑ぶり、複数のメディア関係者が紹介
北京五輪は4日に開会式が行われた。今大会は新型コロナウイルス禍で厳重な感染対策が取られているが、会場を発着するメディアバスが密状態に。海外メディア関係者が実際の様子を公開し、「オリンピックでのソーシャルディスタンスを忘れないで」と注意喚起している。
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AP通信のティム・レイノルズ記者は1枚の写真をアップ。バスの車内を捉えたもので身動きが取れないほど人が詰まり、満員状態。「オリンピックでのソーシャルディスタンスを忘れないで」と悲痛な叫びを上げた。
元カーリング選手で現在はカナダ公共放送「CBC」のレポーターを務めるコリーン・ジョーンズさんも動画を投稿。「鳥の巣スタジアムからの移動は一種のイベントでした。バスは混雑していました」とつづり、フォロワーも「ワオ! ソーシャルディスタンスはどこに行った?」と驚いた。
どちらも会場からホテルに戻るタイミングとみられ、大成功だった開会式直後で多くのメディア関係者が乗車したのかもしれないが、報道陣もバブルに隔離されるほどとあって、密状態のバスに注目が集まっていた。
(THE ANSWER編集部)