羽生結弦、世界王者チェンですら「現実離れ」と表現する存在感「僕なら引退している」
今日4日に開幕を迎える北京五輪。米スポーツ専門局「NBC」はフィギュアスケートの男子シングルで五輪3連覇を目指す羽生結弦(ANA)について、世界選手権王者ネイサン・チェン(米国)が語った深すぎる尊敬の念を紹介。「フィギュアスケート界は彼に恩義がある」と大絶賛している。
米スポーツ専門局「NBC」がチェンのインタビューを紹介
今日4日に開幕を迎える北京五輪。米スポーツ専門局「NBC」はフィギュアスケートの男子シングルで五輪3連覇を目指す羽生結弦(ANA)について、世界選手権王者ネイサン・チェン(米国)が語った深すぎる尊敬の念を紹介。「フィギュアスケート界は彼に恩義がある」と大絶賛している。
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五輪連覇王者の羽生と、世界選手権3連覇中のチェンの金メダル争いが予想される男子シングル。米スポーツ専門局「NBC」の五輪専門ページ「NBCオリンピック」はチェンが持つ羽生へのリスペクトの念を紹介した。
「ユヅルは完全にこの競技を別の立ち位置に押し上げたと思う。彼は自分のアスリート形成だけではなく、このスポーツを作り上げた。彼のおかげで、誰もが多大な恩恵を被っているんだ。フィギュアスケート界は彼が成し遂げた全てに対して、間違いなく恩義があるんだ」
成功すれば史上初の4回転アクセルも注目される羽生。「聞いてほしい。もしも、僕が五輪連覇王者だったら、このスポーツから引退していると思うよ。ずっと前にね」「それなのに、彼は前人未到の領域に自分を押し上げているんだ。それは現実離れしているよ」と五輪3連覇を目指すライバルを絶賛した。
五輪連覇という栄光にたどりついてもなお、史上初の偉業に挑む羽生の挑戦心に、チェンは最敬礼。男子シングルは8日にショートプログラム(SP)がスタートする。
(THE ANSWER編集部)