「バーテンダーロボ」「アイスクリームロボ」も登場

　4日に開幕する北京五輪。新型コロナウイルスのオミクロン株が世界的に拡大する中で行われる大会は、徹底した感染対策がなされている。選手村や会場では様々な「ロボット」が活躍中。ドリンクを作ってくれる「バーテンダーロボ」のほか、「マスク注意喚起ロボット」や「中華料理ロボット」なども海外メディアによって明らかになっている。

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　カナダ公共放送「CBC」公式TikTokが動画で公開したのは「マスク注意喚起ロボ」。マスクを着用していない人をカメラで探知すると「Please wear a medical mask（マスクを着用してください）」と注意してくれるのだ。コメント欄には「クールだ」「素晴らしい」「ワオ」「かっこいい笑」などと反響が寄せられている。

　中国政府が運営する英字新聞社「チャイナ・デイリー」公式ツイッターは「中華料理ロボ」の映像を公開。人がタッチパネルで指令を送ると、卵をトマトのようなものと一緒にして混ぜながら炒め物を作り始める。文面には「4台のロボットシェフが美味しい中華料理を作っている」と記されている。

　また中国地元紙「環球時報」英語版の「グローバル・タイムズ」公式ツイッターが紹介したのは「アイスクリームロボット」。機械にカードをかざすと、ソフトクリームフリーザーからアイスが出てくる。機械の中の小型のロボットが容器を構えて、ソフトクリームを作ると、扉を開けて提供してくれるのだ。

　コロナ禍で行われる冬季五輪。感染拡大を防ぐ為、技術をフル活用している。