V3狙う羽生結弦は「彼だけで自分を追い込んだ」 恩師オーサー氏が驚嘆した姿勢とは
4回転アクセル挑戦は「成功することを心から願っています」
羽生を約10年間支えてきたオーサー氏は、インタビュー内で4回転アクセル挑戦についても言及。「ユヅルは常に何かより優れたものに向かって努力しています。4回転アクセルがそのひとつ」と向上心の高さを指摘。「素晴らしい事ですよね。いずれは誰かが成功させると思います。私が生きている間に、誰かが成功させる。それが彼であることを祈っています」と語った。
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成功すれば国際スケート連盟(ISU)公認大会では史上初となる快挙。オーサー氏は4回転アクセルについて「上昇する最中から回らないといけない」「少し異なる技術なんです」と説明し、「彼はそれに対応できますけどね。成功することを心から願っています。彼のリストの上位にあるものですから」と祈った。
オーサー氏は、現役時代の1984年サラエボ五輪、88年カルガリー五輪で銀メダルを獲得。平昌五輪銅メダリストのハビエル・フェルナンデス(スペイン)や、バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナ(韓国)らを指導した名コーチだ。羽生は、男子シングルでは94年ぶりの五輪3連覇とともに、史上初の4回転アクセル成功を目指す。
(THE ANSWER編集部)