小林陵侑、悪天候お構いなしの今季7勝目に欧州メディア称賛「コバヤシ、風にも負けず」
スキージャンプのワールドカップ(W杯)は29日、ドイツ・ヴィリンゲンで男子個人第18戦が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が優勝を飾り、総合首位に再浮上した。1本目で145メートルをマークし、115.6点を獲得。悪天候により2本目が実施されず、今季7勝目、通算26勝目を手にした。地元のドイツメディアは「風にも負けず」などと称賛している。
悪天候で2本目なし、総合首位に再浮上「カオスのビリンゲン大会、日本選手が優勝」
スキージャンプのワールドカップ(W杯)は29日、ドイツ・ヴィリンゲンで男子個人第18戦が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が優勝を飾り、総合首位に再浮上した。1本目で145メートルをマークし、115.6点を獲得。悪天候により2本目が実施されず、今季7勝目、通算26勝目を手にした。地元のドイツメディアは「風にも負けず」などと称賛している。
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ドイツのスポーツ専門誌「キッカー」は「ビリンゲンでコバヤシが反撃―ガイガーは沈む」との見出しで報道。19位に終わった地元のカール・カイガー(ドイツ)に対し、小林について「リョウユウ・コバヤシが勝利して総合トップの座を奪い返した」と報じた。
「コバヤシ、風にも負けず―ガイガーとアイゼンビヒラーは失速」と伝えたのはドイツ誌「デア・シュピーゲル」。記事内では「風に大きく左右されたビリンゲン大会でリョウユウ・コバヤシが優勝。ガイガーからイエロービブ(W杯総合首位の選手が着用するゼッケン)を取り返した」と悪天候をものともせず、勝ち切ったことを称賛した。
オーストリア一般紙「クーリア」は「カオスのビリンゲン大会、日本選手が優勝」と報じ、小林のジャンプ写真に「リョウユウ・コバヤシは風をものともせず」と言及した。
北京五輪開幕前、最後の週末を白星でスタートした小林。30日の第19戦も勝って五輪に弾みをつけられるか。
(THE ANSWER編集部)