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北京オリンピックの気になる選手村 食事や部屋に注目

北京五輪の選手村にはどんな設備や食事が用意されているのだろうか。出場する選手や大会関係者のSNS投稿などから見える選手村での生活の様子とは。

北京五輪の選手村とは【写真:AP】



 東京オリンピック(五輪)で多くの話題を集めた選手村。日本式のトイレ設備や段ボールベッド、24時間営業だった食堂では、餃子や寿司など質の高い食事が選手から好評だった。

 北京五輪の選手村にはどんな設備や食事が用意されているのだろうか。出場する選手や大会関係者のSNS投稿などから見える選手村での生活の様子とは。


北京五輪の選手村は3つある

北京2022のマスコット【写真:AP】



 北京2022の会場は、北京、延慶(えんけい)、張家口(ちょうかこう)という3つのゾーンに分かれ、それぞれに選手村が設けられている。

北京ゾーン

 “鳥の巣”の愛称で知られ、開会式・閉会式が行われる国家体育場や、カーリングが行われる国家水泳センターがある。選手村には2300台のベッドが設置され、選手や関係者が利用する予定。

延慶ゾーン

 そり競技が行われる国家スライディングセンターや、アルペンスキーの会場となる国家アルペンスキーセンターがある。大会期間中に1430人が選手村に滞在する予定。

張家口ゾーン

 スキージャンプが行われる国家スキージャンプセンターや、スノーボードなどの会場となる雲頂スノーパークがある。リゾート地のような外観の選手村には、一度に2737人が滞在できる。

(参照:五輪公式サイト、北京五輪公式ツイッター)



北京五輪選手村の部屋

北京ゾーンの選手村【写真:AP】



 北京ゾーンの選手村内では、落ち着いた茶色の外装のビルが何棟も並んでいる。入村の際には万全のセキュリティが設けられている。

 部屋の中はすっきりとした白い壁紙にフローリングが敷かれ、ベッドには大会ロゴが入った毛布も。タイル張りの浴室に浴槽は見当たらず、シャワーとトイレ、洗面台が置かれている。建屋内には会議室のようなスペースも用意されている。

(参照:北京五輪公式ツイッター)




 ジャンプ競技などが行われる張家口の選手村では、リゾート地のようなデザインの宿泊施設がズラリ。外観を見ると4階建て、ベージュの外装が印象的だ。グレーの屋根にはソーラーパネルもある。

 白を基調とした部屋のベッドには、雪の結晶の装飾もある。スイッチ一つで角度が調節でき、クッションには大会マスコットもプリントしてある。

 フローリングは床暖房が設置されているようで、映像内の室温は22度と暖か。動画内の関係者は、電力は風力と太陽光でまかなっていると説明。また、部屋のロックは指紋認証で解除できるシステムが導入されている。

(参照:北京五輪公式ツイッター)




北京五輪選手村の食事

選手村内の飲食店【写真:AP】



 食堂内は長テーブルが無数に並ぶ空間で、ブッフェ形式の食事が提供されている。計678品が、日替わりで最低1日200品ずつ提供される予定。食堂は東京五輪と同じく24時間営業。

 選手村内にはショッピング施設もあり、カフェやレストラン、郵便局やお土産ショップ、そしてコンビニも併設されている。

(参照:北京五輪公式ツイッター)




 米王手放送局「CNN」の公式ツイッターは、食堂の配膳は、なんと天井に設置されたレーンを通って、ロボットにより各テーブルに食事が届けられる。

 米とハンバーガーは機械で自動調理。コロナの感染対策でテーブルはパーテーションで仕切られ、対人での接触を減らす工夫が施されている。

(参照:CNN公式ツイッター)





(THE ANSWER編集部)

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