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日本が終了目前に獲り切った4トライ目の意味 廣瀬俊朗「選手たちの強い意志感じた」

元日本代表主将の廣瀬俊朗氏【写真:松橋晶子】
元日本代表主将の廣瀬俊朗氏【写真:松橋晶子】

引き分け以上で突破も「あくまで勝ちに行くというマインドセットで」

 日本のマン・オブ・ザ・マッチを1人挙げるならば、非常に難しい選択ですが、ラブスカフニ選手を選びます。ゲームキャプテンとしてプレーし、ボールによく絡んでいましたし、タックルも良かった。素晴らしい運動力で動き続けていました。田村選手もプレースキックは良かったですね。

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 ここからはスコットランド戦へ向けての準備です。まずはメンタル的なもの、マインドセットが大事になります。引き分けでも決勝トーナメントには進めますが、あくまで勝ちに行くというマインドセットで。あまり余計なことを考える必要はありません。

 技術的なところでは、キックオフのレシーブ、自陣から脱出する際のキック。この2点は修正したい。スコットランドにはサモア以上にいい選手が揃っています。簡単にボールを上げると素晴らしいアタックを仕掛けてきます。

 私自身も悲願を期待しています。ここでスコットランドと当たるのも何かの因縁かもしれません。4年前も南アフリカに勝った後に、10-45で負けています。いつもやられてきた相手(通算1勝10敗)なんです。そこのリベンジというものもあります。スコットランドはロシアと対戦してから中3日で日本と対戦することになりますが、影響は大きくないでしょう。勝ち点上では有利ですが、今まで日本が作り上げてきたラグビーを貫いてほしいと思っています。

 その先には、これまで見えなかった世界が待っています。こんなにワクワクすることはありません。日本のファンと共にそこに飛び込む。その喜びは計り知れない。僕は自分できることで一生懸命サポートしようと思います。

(THE ANSWER編集部)

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