川口能活の目 W杯6大会目で見せた初の展開 西野采配の妙と「一番の収穫」
サッカー日本代表は24日(日本時間25日)、ワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグH組の第2戦でセネガルと2-2で引き分けた。1点を先制された前半34分に乾貴士(エイバル)、1-2と再び勝ち越された後の後半33分には途中出場の本田圭佑(パチューカ)がゴールを決め、勝ち点1を獲得。これで勝ち点4としており、1次リーグ突破を目指して第3戦のポーランド戦に臨む。
2度のビハインドを追いついた日本、精神面のタフさが一番の収穫
サッカー日本代表は24日(日本時間25日)、ワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグH組の第2戦でセネガルと2-2で引き分けた。1点を先制された前半34分に乾貴士(エイバル)、1-2と再び勝ち越された後の後半33分には途中出場の本田圭佑(パチューカ)がゴールを決め、勝ち点1を獲得。これで勝ち点4としており、1次リーグ突破を目指して第3戦のポーランド戦に臨む。
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先制、勝ち越しを許しながらも粘り強く追いついた日本。その戦いをW杯4大会出場の経験を持つ元日本代表GK川口能活(SC相模原)はどう見たのか。「THE ANSWER」では、第2戦のポイントや収穫、今後への課題などについて話を聞いた。
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日本は先制されながらも下を向くことなく戦って同点に追いつき、後半に再びリードを奪われる苦しい展開になりながらも、交代出場の選手を含めた全員で同点ゴールを決めました。日本が出場した過去5大会のW杯を振り返っても、2度のビハインドを追いついたことは一度もありません。日本チームはメンタル面でのタフさを見せてくれましたし、この試合での一番の収穫と言えるでしょう。
内容に目を移すと、前半の立ち上がりこそセネガルのスピードとサイドアタックに戸惑っていたように見えました。やはり局面でのスピードやパワー、身体能力は相手のほうが上。個と個の勝負に持ち込まれてしまうと苦しくなり、際どいクロスを入れられるシーンもありました。
ですが日本はズルズルと下がるのではなく、勇気を持って前線から守備に走りました。これが最初のポイントです。