カタール3-1でアジア杯連覇! アフィフPK3発でハット&得点王、快進撃ヨルダンは初優勝ならず
サッカーのアジアカップ・カタール大会は10日(日本時間11日)に決勝が行われ、開催国カタールが3-1でヨルダンを下し、2019年大会に続く連覇を達成した。3度のPKのチャンスをいずれもFWアクラム・アフィフが決め、ハットトリックを達成。通算8ゴールで大会得点王にも輝いた。史上初の決勝進出を果たしたヨルダンは一時同点に追いついたものの、初優勝とはならなかった。
アジアカップ決勝
サッカーのアジアカップ・カタール大会は10日(日本時間11日)に決勝が行われ、開催国カタールが3-1でヨルダンを下し、2019年大会に続く連覇を達成した。3度のPKのチャンスをいずれもFWアクラム・アフィフが決め、ハットトリックを達成。通算8ゴールで大会得点王にも輝いた。史上初の決勝進出を果たしたヨルダンは一時同点に追いついたものの、初優勝とはならなかった。
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ルサイル・スタジアムが歓喜に包まれた。前回王者カタールは地元の大応援を背にヨルダンと対峙。試合が動いたのは前半20分だった。敵陣ペナルティエリア内に侵入したアフィフが倒され、PKを獲得。同22分に自ら得点した。右足のソックスを下ろし、隠していたカードで手品を見せる異例の光景も。カードには自分の写真がプリントされていたが、カードを揺さぶると面は「S」の文字に早変わり。カメラにドヤ顔で見せつけ、チームメートに祝福された。
1-0で迎えた後半にはヨルダンが猛攻。カタールGKマシャアル・バルシャムが懸命のセーブで防いでいたが、同22分に右からのクロスをヨルダンFWヤザン・アル・ナイマトが好トラップから豪快に左足。見事ゴールネットを揺らして試合を振り出しに戻した。
しかし同26分、カタールのイスマエール・マハマドが相手にペナルティエリアで倒された場面についてVARが介入。オンフィールドレビューの結果、カタールにこの日2本目のPKが与えられた。これをアフィフが冷静に決め勝ち越し。得点ランキングでも単独トップに立った。
後半のアディショナルタイムは13分と長い時間がとられたが、アフィフがまたもPKを獲得し、自ら決めてハットトリックを達成。大会通算8ゴール目でリードを広げ、開催国カタールが連覇を成し遂げた。ヨルダンは日本代表をグループリーグで下したイラク、優勝候補に挙がっていた韓国を撃破する快進撃で初の決勝トーナメントに進んでいたが、及ばなかった。
(THE ANSWER編集部)