上田綺世はイランの決勝点を挙げたジャハンバフシュとチームメート

　サッカー日本代表は3日、カタールで行われているアジアカップでイランと準々決勝を戦い、1-2で敗れた。後半アディショナルタイム（AT）に与えたPKを決められての衝撃敗戦で、4強進出はならなかった。ただ試合後に上田綺世が、イランの選手と見せた“称え合い”が「こんな関係になれるの素敵すぎる」とファンの注目を集めている。

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　試合は、日本が前半28分にMF守田英正のゴールで先制。しかし後半10分にモハマド・モヘビに同点弾を許し、1-1で迎えた後半AT3分にはPKを与えてしまう。これをキッカーを務めたアリレザ・ジャハンバフシュにきっちり決められ、リードされた。

　試合後、そのジャハンバフシュに歩み寄ったのが日本の背番号9だった。2人は抱擁し、何度も背中を叩き合って健闘を称えている。共に所属はオランダ1部のフェイエノールト。大会が終わればチームメートなのだ。2人の関係には、SNS上のファンから様々なコメントが集まった。

「大陸選手権のノックアウトステージでバチバチやり合えるチームメイトって最高だな」
「最高だよ！」
「試合中はバチバチでも終わったらこんな関係になれるの素敵すぎる」
「スポーツとはこういうもの。憎み合うものではない。」
「同じチームやったんや知らんかった」
「これが見たかった」

　また、日本が8強で脱落してしまった大会で、今後は「イラン応援しよう」という声も上がっていた。