日本と戦うイラン監督が不満 中2日の対戦「最低72時間がルール」 GKは「139分戦った後に…」
カタールで開催されているサッカーのアジアカップは3日、準々決勝で日本代表がイランと激突する。両チームともに中2日での対戦だが、2日の前日会見でイランのアミール・ガレノイ監督は「最低でも72時間以上であるべきというのがルールだったと思う」と過密日程に不満を口にした。
アジアカップ
カタールで開催されているサッカーのアジアカップは3日、準々決勝で日本代表がイランと激突する。両チームともに中2日での対戦だが、2日の前日会見でイランのアミール・ガレノイ監督は「最低でも72時間以上であるべきというのがルールだったと思う」と過密日程に不満を口にした。
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大会公式YouTubeでもライブ配信された2日の前日会見。ガレノイ監督は「リカバリーの時間は最低でも72時間以上であるべきというのがFIFAのルールだったと思う。しかし、我々は日本戦に向けてそれだけの時間が与えられていない」と語った。
日本は1月31日のバーレーン戦に3-1で勝利。その後に行われた試合で、イランはシリアとPK戦にもつれ込む熱戦。何とかものにして勝ち上がったが、体力の回復具合は気がかりなところだ。
ガレノイ監督は「我々は2つの側面で選手たちを回復させたいと思っている。1つ目は身体的な回復。我々は多くのサプリメントなどを使って回復を図っている。2つ目はメンタル面の回復だ」と心身ともに出来ることを尽くして日本戦に臨む気概を示した。
同じく会見に参加したGKアリレザ・ベイランヴァンドは「シリアと139分戦った後に日本と対戦するのは簡単なことではないと分かっている」とコメント。試合後に痙攣をおこした選手もいたほどだと明かし、日本相手に厳しい戦いを覚悟している。
ただ精神面は充実しているようで「何よりも重要なのはメンタル面をいかに回復させるかということ。今日チームメートに会ったが、とても嬉しそうで準備ができていた。メンタル面で非常にいいリカバリーができたと思っているし、明日の試合に向けて準備万端だ」と力強かった。イランはシリア戦でエースFWのタレミが2枚のイエローカードを提示されて退場。日本戦には出場できないが、それでも油断できない戦いとなりそうだ。
(THE ANSWER編集部)