ヨルダンの皇太子夫妻が観戦

　カタールで開催されているサッカーのアジアカップ（杯）は2日、準々決勝が行われ、ヨルダンがタジキスタンに1-0で勝利し4強入りを決めた。この試合にはヨルダンの皇太子夫妻が来場。お揃いのシャツを着て応援した。X上の日本ファンの間でも「ヨルダンプリンセスが美人過ぎる」「可愛すぎ」などと話題になっていたが、海外実況席は「実は建築学の学位を持っているんです」と皇太子妃の意外な経歴を紹介していた。

　前半開始早々、中継画面に映し出されたのはヨルダンのフセイン・ビン・アブドゥラ皇太子と、ラジュワ・アル・フセイン皇太子妃だった。

　お揃いの白シャツを着用し、客席から代表選手を応援。ひげを蓄えたアブドゥラ皇太子は髪を下ろしたフセイン皇太子妃と顔を近づけるようにして、仲睦まじげに会話も楽しんでいた。

　X上では日本ファンも「ヨルダンプリンセスが美人過ぎる」「美しい皇太子妃」「ヨルダンのプリンセス可愛すぎ」「あらヨルダンの皇太子ご夫妻は揃ってサッカー観戦ですか」などと反応。熱戦とともに注目されていたが、国際映像の英語実況席は「彼の妻は実は建築学の学位を持っています」と皇太子妃の意外な経歴を紹介した。

　実況は続けて「私たちがここ数週間いるこの会場を見て、驚嘆していることでしょう」とスタジアムの建築に興味を示していると推測。解説者も「彼女も感銘を受けていることでしょう。とても素晴らしい施設です。全てがエクセレント。ピッチ内外問わず、素晴らしい大会です」と応じた。

　英紙「デイリー・メール」によると、今年30歳になる皇太子妃はサウジアラビアで教育を受けた後、米国へ留学。シラキュース大で建築学を学び、学位を取得したという。母語のアラビア語に加え、英語とフランス語も流暢に話すと同紙は伝えている。