「日本サッカーは監督も海外に出る時代」 アジア杯早期敗退した中国ファンが日本人監督を熱望
日本代表も参加しているサッカー・アジアカップが佳境に入った中、中国ファンから日本人監督招聘を望む声が相次いでいる。中国はグループステージで早々に敗退。3月のワールドカップ(W杯)予選で対戦するシンガポールが1日、元東京ヴェルディヘッドコーチの小倉勉氏の就任を発表し、中国では「日本人監督を選ぶのが正解だ」などと熱望する声が上がっている。
小倉勉氏のシンガポール代表監督就任で中国サッカー界が反応
日本代表も参加しているサッカー・アジアカップが佳境に入った中、中国ファンから日本人監督招聘を望む声が相次いでいる。中国はグループステージで早々に敗退。3月のワールドカップ(W杯)予選で対戦するシンガポールが1日、元東京ヴェルディヘッドコーチの小倉勉氏の就任を発表し、中国では「日本人監督を選ぶのが正解だ」などと熱望する声が上がっている。
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中国メディア「ジーボーバ」は「中国代表の相手チームが監督交代! 日本人監督、小倉勉がシンガポール代表チームの監督に就任」との見出しで記事を掲載。同じく中国メディア「新浪体育」も「欧米より日本や韓国を学ぶ方が確実」と伝えた。
新浪体育によると、同国サッカー記者が小倉氏のシンガポール代表監督就任を受け、「東南アジアチームは日韓の道を、信念を持って進んでいるが、中国にはやはり少しためらいがある」と強調。「中国サッカーにとって技術、戦術体系の道は非常に困難だが、日韓に学ぶか、日韓に結び付けていくのが、欧米に学ぶよりも確実なことは間違いない」とした。
シンガポールは2022年4月から西ケ谷隆之監督が指揮。1月末で解任となり、日本代表のコーチ経験のある小倉氏が後任となった。小倉氏は昨季22年6月から東京ヴェルディのヘッドコーチに就き、昨季のチームは16年ぶりのJ1昇格を果たした。
中国メディアの一連の報道のコメント欄には、母国ファンから日本人監督を熱望する声が相次いだ。
「日本人、韓国人の監督はみな素晴らしい」
「中国だって日本人監督を選べばいいじゃないか?」
「日本のサッカーは選手ばかりか監督まで外に出す時代が来た」
「中国代表は監督選びも遅い」
「シンガポールのようにリズムよく、素早く監督を代えるべきだ」
「日本人監督を選ぶのが正解だ」
「タイ代表の日本人監督がいいので、それに倣った側面もあるだろう」
「日本人監督は本当に良い」
アジア杯では石井正忠監督が率いたタイが2大会連続で決勝T進出。快進撃を見せていた。
(THE ANSWER編集部)