三笘薫の32分間に海外メディア称賛 バーレーン守備陣を翻弄「才能はそこにあり、否定できない」
カタールで開催されているサッカーのアジアカップ(杯)は31日に決勝トーナメント1回戦が行われ、FIFAランク17位の日本代表は同86位バーレーンに3-1で勝利し、8強入りを決めた。米スポーツ専門局「ESPN」は結果を報じた記事で「日本は楽々とアジアカップの準々決勝へ、まだ我々を驚かせるのを待っている」とのタイトルをつけ、日本の勝利を称えている。
アジア杯決勝トーナメント1回戦
カタールで開催されているサッカーのアジアカップ(杯)は31日に決勝トーナメント1回戦が行われ、FIFAランク17位の日本代表は同86位バーレーンに3-1で勝利し、8強入りを決めた。米スポーツ専門局「ESPN」は結果を報じた記事で「日本は楽々とアジアカップの準々決勝へ、まだ我々を驚かせるのを待っている」とのタイトルをつけ、日本の勝利を称えている。
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日本は前半31分、DF毎熊晟矢が約25メートルの距離から強烈に右足を振り抜くと、ボールはポストに直撃。惜しくも鮮烈ゴラッソとはならなかったが、これに詰めたMF堂安律が先制ゴールを決めた。さらに後半4分にはMF久保建英が得点。一度はオフサイドと判定されたが、VAR介入の結果ゴールが認められた。
日本はその後にFW上田綺世がオウンゴール。GK鈴木彩艶と交錯してしまった。しかし上田は後半27分に強烈なシュートで得点。3-1として日本がそのまま逃げ切った。
ESPNの記事では「ドウアンのシュートが勝利のきっかけとなったが、日本サイドはなかなかサードギアから抜け出すことができず、それがバーレーンを必要以上に長居させることとなった」と得点機にゴールを奪えなかったことを表現。「サムライブルーの才能の集まりは今大会において最高であり、たとえ彼らが横柄とは程遠いように見えても、試合で勝つには十分だ。しかし、私たちは依然として、大会優勝候補チームによる驚きと度胸のある瞬間を見たいと思っている」と、より圧倒的な試合を求めていた。
別の記事では「日本は再びぐらついたが、否定できないクオリティを思い出させた――そしてカオル・ミトマがやってくる」との見出しで、この試合で大会初出場となったMF三笘薫に注目。後半23分からアディショナルタイムを含め32分間の出場だったが、圧巻のドリブル突破などでバーレーンを翻弄し、ゴールに迫るなど存在感を見せつけていた。
「そこには、確かな存在のカオル・ミトマがいる」と初出場でのプレーを評され、「ブライトンの男は、なぜ今プレミアリーグで最もエキサイティングなアタッカーの一人であるのか、そしてサムライブルーのランクを上げる存在になる可能性があることを示した」と僅かな時間での輝きを紹介した。「ミトマは、そのスピードと狡猾さで、バーレーンのディフェンダーを意のままにすり抜けた」「才能はそこにあり、否定できない。ミトマが完全にスピードを取り戻してスタメンに戻ったら、さらに恐ろしいものになるだろう」とも伝えていた。
(THE ANSWER編集部)