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アジアで称賛されるサッカー日本代表の品位 ピッチを汚さない“普通の行動”も「本当にクールだ」

サッカーのアジアカップ・カタール大会は決勝トーナメントに突入。31日には日本代表がバーレーン代表と戦う。5度目の優勝に向けて一段と盛り上がる中、ここでは大会前半戦で起こったさまざまな名珍場面を回顧。今回は日本代表の選手たちの振る舞いだ。試合の勝ち負け以外にもスポットライトを浴びる場面があった。

サッカー日本代表の堂安律【写真:Getty Images】
サッカー日本代表の堂安律【写真:Getty Images】

決勝トーナメントに突入したアジアカップ前半戦を回顧

 サッカーのアジアカップ・カタール大会は決勝トーナメントに突入。31日には日本代表がバーレーン代表と戦う。5度目の優勝に向けて一段と盛り上がる中、ここでは大会前半戦で起こったさまざまな名珍場面を回顧。今回は日本代表の選手たちの振る舞いだ。試合の勝ち負け以外にもスポットライトを浴びる場面があった。


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 その一つが24日に行われたインドネシアとのグループリーグ最終戦。3-1で勝利した直後のベンチだった。試合終了のホイッスルを聞いた森保監督は、すぐにベンチの選手たちに歩み寄り両手を出して握手した。浅野拓磨、谷口彰悟、細谷真大といった出番がなかった選手に続き、2試合ぶりの先発で後半24分に退いた23歳のFW中村敬斗は指揮官の労いに、腰を低くかがめた体勢で応え、両手を差し出して握手した。

 大会の公式X(旧ツイッター)の英語版は「試合後の勝利のシーン」とつづって動画を公開。日本のファンからは「両手で監督と握手交わす敬斗くん…絶対いい子泣」と注目を集め、海外のファンからも「リスペクトだよ」「なんて気品のあるチームだ」「敬意だね」「敬意と称賛!」と称える声が上がった。

 こうして日本人からすれば何気ない仕草もスポットライトを浴びるのは国際大会ならでは。試合中、堂安律がピッチ脇で水が入ったペットボトルを飲んでいると、相手DFアルハンが歩み寄ってきた。堂安はアルハンの背中に手をやった後、持っていたペットボトルキャップも捨てずに手渡していた。これをインドネシアのスポーツ専門メディア「Fantasista」の編集長で、15万人を超えるフォロワーを抱えるA.イヌル・ローマン氏が自身のX(旧ツイッター)で紹介した。

 これが100万回以上表示され、海外サポーターからは「これがスポーツマンシップだ」「日本の人々はゴミを袋に入れて持ち帰ることに慣れている」「彼らの成功は規律から始まります」「本当にクールだ、彼らの清潔さはもっと評価されるべき」などの声が続々と上がった。

 日本代表は31日にバーレーン代表と決勝トーナメント1回戦を戦う。アジアの盟主の誇りを持って、日本は頂点を目指して勇敢に勝利を求めていく。

(THE ANSWER編集部)

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